雪国左遷
弊社に、とある雪国に転勤を言い渡されて、
こないだ引っ越してきました。
どクソ寒い。
雪やばかった。
言葉が通じないし、職場の人もあまり話が合わない。
何より寒すぎて心細いし、
手足の冷えが辛くて何もできなくなる。
人間から温度を奪うと、思考も行動も失われるのでは?と、
こたつむり体勢で考えていた。
あ。
むしろ、寒かったり忙しかったりして、
死にたいことを今久々に思い出した。
多忙こわい。転勤こわい。
でもここは雪国。
北海道ではないにしろ、酒と睡眠剤を飲んで寝れば、一晩で死ぬことができる。
しかし実行できるかが不明。
行動的な鬱と、省エネモードの鬱がある気がする。のよね。
なるべく重力に逆らわないでいたいから寝たきりになるし、
入ってくる情報量をさばけなくてSNSもしばらく出来てないし、
家事も何もやってないから生活水準と汚部屋具合が生活保護受給者レベルだし、
そもそも飯も風呂も睡眠もなおざり?おざなり?でとても人に知られたくない生活してる。
省エネ鬱になると死ぬことすら面倒くさくなる。
あー死にてえー誰か殺してくれないかなーでも自分から動くほどの気力もないー、みたいな。
それこそ「甘えだ」だの耳タコの水掛け論になりますけどね。
はいはい甘えてますよ。世の中舐めてますよ。ゆとりですよ。意識低いですよ。「こんな時代に誰がした」なんて言いませんよ。自然淘汰と進化論だけは信じられる。こんなにも自己の断絶を望んでいますが、それとこれとはまた別の話。ね。自殺ってつまり、人間を1人殺すことだからね。許されるべきではないし、とても重いこと。たくさんのものが遺る。んで、じゃ死ぬのは良くないから、生きよう、ってなる?なるのかな。そいつは難しいな。だって死にたいもん。死にたい人を死ねなくすると、死ぬまで死にたがりなんです。風邪じゃないんだから、治るとかじゃないんだよ。
どうせなら役に立ちたいな。臓器移植とかでさ。でも母親は泣いた。娘が誰かの体の中で生きているなんて、諦めきれないじゃないか。って。
理解に苦しんだけど、うんと想像力を働かせて、ああ、確かに嫌かも、って思った。
でも私は何かの役に立ちたいな。
自分が「ああよかった」って思える方法で。
最大幸福を知りたいな。