無条件降伏▼

自殺を目論んでいたがそれすら手放した粗悪品

希死道と云ふは往く事と見付けたり

 

まだ生きてます。

 

一昨日、仕事中に、意識を失いました。

無意識のまま仕事してることはよくあることなのでそれは問題ないのですが、

ふと我に返ると、私はマサイ族のように縦にぴょこぴょこ跳ねながら「ピョヒピョヒピョヒピョヒピョヒピョヒ」と口走っていました。

 

やばくね?

もっとこう…何かあるだろう。

か弱くて可憐で儚げな美少女のように、フラッと倒れたりさ。

そういうのじゃないの?なんで?

ピョヒピョヒって何?どこから湧いて出たの?

 

あまりにも意味不明すぎて今度はひとりで笑ってしまったのですが、その一連の流れを見ていたパートさんが

「もう手遅れですね…病院に行ってください…(苦笑)」

違うんです。ギャグとかネタじゃないんです。

 

 

 

昨日は不定愁訴デーでした。

特に何か痛いとかではないんですけど、

「疲れた」「体が重い」「体が動きにくい」「頭に靄が掛かってるみたい」

そんな感じでした。

 

すると夜に急に胃に激痛が走り、その場で突っ伏しました。

運良くお客様から見えない位置だったので良かったんですけど、

「どした!?具合悪いの!?救急車!??」

「とりあえず休憩室に行こう!?ねっ!?」

うんあの、それは心得ておりますが、動けないんですよね…

這うようにして撤退。

 

でも胃痛はよくあることで。

今回はいつもより強烈に痛かっただけ、痛みが引くのに時間が掛かっただけなので。

上司にそう説明しましたが、帰らせられました。

もう慣れっこなので、休憩室に引っ込んでからゆっくり呼吸をして腹の筋肉を弛緩させるような回復体位をとり、首に指を当てて脈を計りました。

心拍数72。私にしては珍しく、成人平均の数値です。超健康。

でも帰らせられました。

 

「病院には行かなくていいの?」

「行ったことあるんですけどたらい回しにされて最終的に心療内科にぶち込まれました」

「ぅおう…」

「原因不明なので、ストレスが原因なんじゃないか?ってことになりました。」

「薬とかは?飲まなくていいの?」

「処方してもらった胃薬はどれも効かなくて、酷い時だけ鎮痛剤を飲んでます。でもあまり飲み過ぎると効かなくなるので、なるべく飲みたくないです」

「うーん…」

 

生理不順もあり、何ヶ月も遅れてやってくる血祭りは激痛を引き連れてくるので、鎮痛剤にはお世話になってます。

なっているからこそ、最近あまり効かなくなってきた気がして、飲みたくないのです。

 

「少しでもストレスに感じることがあったら言ってね、それを解決するのが俺の仕事でもあるから…」

「これといってストレスだと感じるものが無いので…分からないんですよね…」

「うん…」

 

上司には心配も迷惑もかけて申し訳なく思っています。

ただでさえ業績的な問題と、監査的な問題と、いろいろバタバタしているのに。

一社員のことに骨を折らせたくは無いですな…。

 

 

 

 

 

生きることは簡単だ、と最近思います。

 

あの人がいなければ私は死んでしまう、と思っていました。

そんなことはありませんでした。

 

まだ思い出すたびに全身が心臓になったみたいにバクバクして、アニバーサリー反応もいろいろありますけど。

 

でも、生きるだけなら、そんなに難しくはないみたいです。

 

ただ、生きているだけではダメらしくて。

 

 

死にたい選手権代表の私ですが、実はサバイバル番組が大好きです。

生きるための術や知識、体力、気力。

ベアグリルスさんかっこよすぎ。

 

死に対して意欲的な私が、生への執着の象徴とも言えるサバイバルを愛して止まないのって、

何だか不思議というか、滑稽ですらありますな。

 

3の法則。

人間は酸素が無いと3分間で死ぬ。

人間は水を摂らないと3日間で死ぬ。

人間は食事を摂らないと3週間で死ぬ。

 

食事については、その人の蓄えた脂肪とかで個人差があるけど。

 

私は3つの条件を満たしています。

酸素に困ったことはないし、水ではなくても水分は摂れてます。

食事とは呼べないかもしれないけど、カロリーも摂取できています。

 

私、生きるの、上手なのでは?

むしろ23年間も生きてこられたのだから、生きるのに向いているのでは?

 

 

ちょっと気分がハイになって、そんなことを考えたり。たり。たり。

 

 

 

「生きてるだけで悲しいと思うのは私だけなの?」

♪velonica/Aqua Times