無条件降伏▼

自殺を目論んでいたがそれすら手放した粗悪品

自殺と他殺の本意

殺される夢を見た。

いや、殺される夢自体は何度も見たのだが、今日の夢は現実味が凄くて暫く放心状態だった。

 

踏み殺される感覚がリアルだった。

息絶えていく過程で意識が遠のく感覚にさえ現実味が宿り、「助けて」と強く思った。

内臓と骨がおそらく飛び出しているのだろうけど、それでも助かりたい、生きたいと思った。

もがく私の体や臓器を先生は何度も踏み潰した。先生の表情は見えなかった。

 

起きて、朝ごはんを食べ、活動し、ふと訪れる希死念慮。拭い切れない死への渇望。

夢の中ではあんなに殺されるのが恐ろしくて死にたくないと捥がいていたのに。

 

他人から殺されるのは胃が底冷えするような恐怖を感じてもなお、自ら死にたいと願う。

矛盾しているようだが、それは自殺と他殺の違いか?本当にそれだけの違いか?

 

答えは死を全うした後にしか知る由はない。