無条件降伏▼

自殺を目論んでいたがそれすら手放した粗悪品

過去と病熱

あの曲は嫌いだ。こんなに心臓が切り刻まれる歌はない。好きなことが嫌いなことになっていく。あの人のせいで。あの人と離れ離れになったせいで。こんな醜くて不透明で不甲斐ない感情を恋なんて呼びたくない。

 

私には隣にいてくれる人がいる。それでいい。それだけでいい。

そしたら、それ以外、なくなった。

友達も減った。会わなくなった。

 

脳が死んでいく。停止していく。腐って崩れていく。人間を全うできなくなる。

 

なるべくなるべく脳に負担がかからないように、過去を揺り戻さないように。

穏やかな今で、塗り重ねた。

 

夏が来る。死の季節。

最も大きな心が死ぬ季節。

希死念慮すら茹だるような死。

私はまた、夏が嫌いな私になった。

あの人がまだ、私から消えないせいで。

 

私はもう、あの人の中から消えているのかな。

そうだったらいいね。でも、少しだけ思い出してくれたら嬉しいかもしれない。どっちなんだろうね。どっちも苦しいや。

苦しいのはやだな。

不快感がゆるゆる煮立つから夏は嫌いだ。

夏が私を手緩く殺していく。

 

 

 

 

35.3℃の爪先

 

彼氏ができたらしい。

私に。

 

ちょっと自分でも訳が分からない。

 

「やめた方がいいです!私と付き合ってもメリットは1つもないです!むしろ性格悪いしクズだし!」

「そこがいい」

…否定してくれへんのかい。

 

「私は健常者ではないです」から始まり、希死念慮から未遂、すきなひとを引きずってる事とか、全部話した。

結婚も出産もしたくないし、そもそもZ軸の男性は苦手でしかないし、半年後に他県に出戻りして女友達と一緒に住み始めるし。

料理も仕事もできないし、洗い物は2週間以上溜まってて地層になってるし下の方が腐敗始めてるし、部屋の掃除しなさすぎて床が見えないし。

それでも良いと言われて、この人はなんて悪趣味でゲテモノ好きなのだろうと思った。

 

まともな恋愛をしたことがない私に

「やっとまともな恋愛ができる時期になったんじゃない?よかったじゃん」

と友人は喜んでくれたが。

 

それでも尚、まともな恋愛ができてない。

2回もキス拒否してしまったし。申し訳ねえ。

そもそも目を合わせられない。

こんなの彼女じゃねえ…と自分でも思う。

 

でも過呼吸からの低体温症になったら駆けつけてくれたし、食べ物ある?っていろいろ買って来てくれるし、仕事のモヤモヤとか聞くよってカウンセリング()してくれるし。何回も泊めてるけど襲われないし。

聖人君主かな…尚更私なんかと付き合うべきではない…

「一緒にいたいし、寄り添いたいだけだから」

えええ…逆にこの人やばい人かもしれない。

 

私にとって、恋とは「乞い」だし、告白は懺悔だと思うし、想うことほど不透明で粘度も高くて治癒しにくいことは無いと思う。

 

だからまだ、どこにも足をつけられないまま。

 

来月は出張で、あの人の街に行く。

心臓を止めて欲しい。

 

 

 

 

一周忌

 

9月1日は最も自殺者数が多い日だ。

という内容のブログを書いたのがちょうど1年前だ。

 

死ぬほど死にたがった死にたがりは公転に周回遅れでなおまだ生きている。

 

言葉は通じても話の通じない顧客と上司に擦り減らされて、アイデンティティですらある、なけなしの慈しみすら姿を消したようだ。

 

仕事の愚痴しか話題がないような大人にはなりたくないと思っていた。いたけど。けど。けど。逆説。

 

 

私は時間を殆ど止めてしまった。

堰き止めたその流れはふとした拍子に逆流しそうになるので、忘却で蓋をした。

そして私は、きっと過去を呼び起こす。

生産性のない夢と、顛末のない未来と、ケトン臭がひそめる私の野望。

 

「いい?」と私に言い聞かせる。

「私が死んだら、そこから先には世界はないの。遺される人や事ばかり考えるけど、それすら認識できなくなるの。だから、死後のことを考えるのは、枷にしかならないよ。」

希死念慮は揮発性が高い。」

「次こそ、逃さないようにね。」

 

一個体の幸福より、一集団の幸福より、人間という種の幸福を望んで、自殺します。

それが私という一個体の幸福の形。

 

自殺遺伝子なんていうけど、そんなのはきっと誰でも持ってるんだと思う。

その遺伝子は、個体によって、どの環境で発現するかが違うだけだ。

たまたま今の環境と私の自殺遺伝子が共鳴しただけだ。だから私がおかしいわけでもない(と思いたい)し、世間がおかしいわけでもない。

私たちはがん細胞そのものだ。

そのアポトーシスに従うことって、そんなに問題なのかな。

 

でもきっと私の友人が同じことを言ったら、泣いて喚いて止めると思う。

うーん。やっぱりエゴなのかな。

自殺が、じゃなくて、人間が「自殺」に立ち向かうことが。

 

 

 

 

 

自分用メモ

 

*ライフ*

 

タオル

フェイスタオル、バスタオル等は、リサイクルショップが宝庫。未開封のタオルギフトが格安で購入できる上に、プレゼント用なので質が良いやつが多い。

 

カーテン

カーテンはケチるべからず。遮光が付いてる方がいい。暖房・冷房代が浮くので。

 

冷蔵庫

小さい冷蔵庫は逆に電力を食うことがあるから、普通サイズでよろしい。

 

 

 

 

 

アイアンバーをビスで固定できるカラボ作る

 

数年越しの なつやすみ

 

火山とかの火口に身投げって、証拠残らなさそうだけど死亡届は出せるのかな?行方不明扱い?

 

死別ではないし、鎹は無いし、記憶は流れ出していって、想起が殴りかかって来るけど。

愛を埋葬するには。

 

生者を忘却で安置所へ。

終末を夢見てた。

 

おとなになってしまった私は、泣き方がまだ分からない。

 

心を繋ぎとめられるものは約束じゃない、て言いますしね。

 

 

問題視されながらも完全自殺マニュアルは出版されたわけですが、

死に方の教科書があっても生き方の教科書が見当たらない限り、

生きることは議題にも挙がらないほど容易いことらしい。

 

生き方を知りたいし、死に方を知りたい。

 

最初に、死に方を知りたかった。だからいろいろ調べた。

手首は横よりも縦に切る方が死ねるとか、血液が2/3以下になると死ぬけど半分になっても生還した人がいるから個体差はあるとか。

ODするときは吐き戻さないようにしなきゃいけないとか、それよりも薬剤を溶かして静脈に注射する方が致死率は高いとか。

 

んで、いろいろ調べて、死ぬのって難しいと思った。

 

生きるのも難しいけど、生きない方がはるかに難しい。

死ぬ時が来るまでうまいこと生き長らえて、準備万端で失敗なく死にたい。

わがままかなぁ。

少なくとも、大量に虫の湧いた部屋で異臭にまみれながら生きているのは、生きるのが上手いとは言えない。

 

もう、夢と現実と過去と妄想と自動思考との区別がつかなくなってきて、今がいつなのかも分からないから、私は、あの日の演習室に自閉したい。

そのために、私は、私が生きていける箱庭を創り出す。

時間を戻す。舞台を、キャストを揃える。

完全には時間を戻せないから、多少の脚色は仕方ないけど。

過去に食い込んだ楔は、現実の要因で時折血を噴き出させるけど。

 

これは私の、生前の箱庭で、死を連れて来る心的内傷から逃れる為の、シェルターでもある。

心的内傷

 

 

私は何が欲しいんだろう。

砂糖の結晶をまぶした劣情を転がして。変わったことすら知りたくなくて。

 

怖い。何が分からないのかも分からない。

誰もいない部屋で過呼吸、無呼吸、繰り返した。

誰にも頼ることはできない。

私だけが私を終わらせられる?

 

もうやだよ。人間の笑い声が怖い。人間の怒鳴り声が怖い。

私は醜い。汚い。卑しい。

どうしたら適合できる?

 

頭と胃が懺悔を始める。

何を吐いても大人にはなれない。

私は人間にはなれない。

全てが終わってしまえばいいのに。そしたら、全部笑えてしまえるのに。

惨めだなぁ。何者にもなりきれない。

学習性において、殆どの生き物に共通して「罰」となりうるのが、痛みだ、と思う。

臥薪嘗胆、それすらも、ワーキングメモリーが維持できない。

今日の私は明日もいる?って、思ってた。時期があった。

今はそれすら、感じなくなった。

 

言語は思考の道具、という考え方に、引っ掛かりを感じる。

音感と似ている。色とか温度みたいに、言外に感じるイメージのみで自動思考していることばかりだ。

それが粗悪品たる所以なのかは分からない。

 

血の気が引き始めた。

そろそろレクサプロが切れてきたのかな。

朝飲むのは良くないのかな。

過去とはこんなにも恐ろしいものだったか?

もう嫌だね。水槽の脳はどこへ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もしも、もしも、気づいているのなら、

何も知らないままでいて。

 

 

 

粗悪品な私のライフハック

 

眠れません。

コンサータ(覚醒作用のある薬)を、昼ではなく夕方に飲んだからか?しかしもう切れてるだろうに。

 

ADHDの二次障害か何かは不明ですが、コンサータがないと起きていられないほどの睡眠障害です。

むしろ17歳まで、薬なしで日常生活を送ってきたことが(送れてなかったけど)、我ながらとても信じられません。

 

さてここで、私が時々助けられている、ちょっとしたことをば。

 

【眠れない時】

自律訓練法がいいです。

初期はこれで大体眠れてましたので、軽めの不眠症の方にいいかもです。

大学で自律訓練法を習ったので、それを思い出して自分に暗示をかけます。

自律訓練法を受けたことがない人は心療内科とかで一度受けるのもいいかもしれないです。

 

【自己肯定感を押し留める】

「もっと自分を大切にして」とか言われても、それができたら苦労しねえわ、って思う時に。

「自分のことが好き!」って思うのは、私には無理です。でも、

「〇〇してる自分、嫌いになれない」

「〇〇な自分を少し褒めたい」

みたいなのを探すといいです。

私の場合、

「せっかくの休日なのに化粧っ気ゼロで家具を解体してサンダーかけて塗装して組み立て直してる自分のこと嫌いになれない」

「可愛くはないけど、可愛げはあるじゃろ?」

とか思ってる。

 

【物忘れ(ワーキングメモリー)】

とにかく忘れっぽい。

あれをしなきゃ、と事務所に向かって歩いてる途中に掛かってきた電話に出ると、もうさっきまでやらなきゃと思ってたことのその存在すら忘れる。

手の甲に書けばいいのでは?と思ったけど、きっと1時間で左手が真っ黒に埋まるだろう。

だから、手の甲にセロハンテープを貼った。その上に、油性ペンでメモ。

終わったら剥がせばいいし、テープを貼ってるとずっと手に違和感があるから、ふと気づいて手の甲のことを思い出す。

 

【芯のない日】

その日起きたら、真っ先に頭の中に思い浮かぶ曲ってありませんか。

私はたまにあります。

それを一日中(長い時は1週間くらい)、ずっと聞いています。

朝の準備時間、昼休み、運転中、帰宅後も。

そしたら仕事中もその曲が頭の中に流れているし、自分の世界観はその曲に支配されている感じがして、私は割と生きやすかったりする。当社比。

 

【掃除】

何かで読んだのですが、部屋を掃除する前にシャワーを浴びるといいそうです。

せっかく綺麗な体だから、綺麗な空間にいたい!という心理が働けらしいです。

 

ついでにもうひとつ。

片付けたい場所(テーブル、玄関など…)に、お気に入りのものを置く。

例えば棚の上にお気に入りの香水瓶を飾ると、「うーん…瓶は可愛いけど、周りが可愛くない。片付けるか。」となりやすい、らしいです。

 

お!眠気すこし来た、かも?

また追記するかもです。おやすみチャレンジ。